ロサ

投稿者:生徒Y

三月二日はチベット暦のお正月と言うことで、「ロサ」というイベントがナムギャルのお堂、オーセルラカンにて開催されました。チベット語で「ロ」とは「年」、サとは「新しい」を意味し、合わせて「ロサ」で「新年」となります。






新年の法要

新年会と同様、10時半より新年の法要が執り行われました。チベット式の法要では多彩な楽器が使われたり、歌のよう節があったりと、日本の法要とは全然違った印象を受けます。






昼食会

今回も前回同様、バイキング形式でお食事をいただきました。今回も美味しいものばかりで、幸せな気分になりました。大人数のためにお料理を準備されるのって、本当に大変だろうなと想います。今年は二度もごちそうになってしまいました。いつもありがとうございます。





グトゥック

そしてグゥトゥックの時間がやって参りました。チベットでは新年前日、大晦日の日に9種類の食材を使ったトゥクパという食べ物を食べるそうです。
(ちなみにこちらもチベット語で「グ」は「9」を表すので、9のトゥクパで「グトゥック」)
食べるだけなら年越しそば的なやつなんですが、このグトゥックの面白いところは、トゥクパの中に小麦を丸めたものを入れ、その中に唐辛子や黒い炭などを入れることにあります。唐辛子を当てた人は「口うるさい」、黒い炭を当てた人は「腹黒い」など、いろんな意味がある占い遊びなんだそうです。

クジ引きを持って回る先生

新井サンポ先生が修行されたチベット仏教のお寺では、この文化を応用して、小麦を丸めたものの中に簡単な言葉を書いたクジを入れ、占い遊びを楽しまれたそうです。
僧侶の方々が書いたものだからか、それが面白いように良く当たるもので、皆ビクビクしながら引かれていたそうです。
クジの中にはドギツイ下ネタもあれば、とんでもない言葉もあったにも関わらず、先生のお師匠様は決まって素晴らしい言葉を引かれていたのが印象的だったと語られていました。

そんな占い遊びを日本でも楽しもうと、ナムギャルのグトゥックでは、去年に引き続き新井サンポ先生直筆のクジをみんなで引き合いました。器に入ったクジを参加者に差出していく先生。小さな紙に先生が一枚一枚言葉を書いてくださったかと思うと、ジーンときました。


お堂の中は大盛り上がり

その簡単な言葉を自分の一年間の戒めとしたり、目標としたり、予言としたり、捉え方はそのクジを引いた人に委ねられますが、出来ることなら良い言葉を引きたいもの。クジが引かれるたび、お堂の至るところで笑い声や悲鳴が上がりました。
「あなたはなんだった?」「ああ、私はこれだったの。確かに今年……」と、皆さん引いたクジを話題に、身の上話に花を咲かせていました。
その内容を読み解きながら、参加者の方々一人一人とお話して回る先生。とても暖かくて、楽しい時間でした。

既に一年のうちの四分の一が過ぎ、新年の誓いも何処へやら……と言ったところで、今回のイベント。やっぱり今年は良い年にしよう、まだまだ取り返せるぞと、気持ちを新たに出来ました。 次の予定があったので15時早々に退散しましたが、一月の新年会同様、素晴らしい時間を過ごさせていただきました。この度も、誠にありがとうございました。(おわり)

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