日時:令和2年10月18日(日)
場所:寶泉山玉眞院 玉川大師
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、例年定期的に開催されておりました「サンポの散歩」も企画をされては中止、延期という状況が続いておりました。
2020年も秋になり政府が推進する「GOTOトラベル」や「GOTOイート」といったキャンペーンも世間に浸透し、春からの厳しい自粛ムードがようやく徐々に緩和の気配を見せてきたところで、少数のスタッフのみが集まり今年最初のサンポの散歩を開催することとなりました。
今回は三密を避けるということで、新たな試みとしてLINEのグループ通話機能を使っての「リモートライブ」という形で、現地に来られないナムギャルメンバーの皆様に向けて新井サンポ先生に実況配信をしていただきました。
今回の巡礼の地は「寶泉山玉眞院 玉川大師」一見すると閑静な住宅街の中にある綺麗で美しいお寺という印象ですが、そのご本堂の地下には四国八十八ヶ所霊場の石像群と西国三十三観音霊場の石像群があるという非常に神秘的なお寺でした。
オープニングは本堂の周りを参拝しながら、一つ一つの仏像について新井サンポ先生が丁寧に解説をしてくださいました。
地下霊場の中は四国八十八か所霊場にもある難所を示すように三か所全く何も見えなくなるほどの完全に暗闇に包まれる場所があったり、その闇を抜けると三百体以上あると言われる圧巻の仏像群が立ち並んでいたりと、日常を忘れてしまいそうな不思議な空間でした。
新井サンポ先生のあげるお経の声が響き渡ると、今までこうして一緒にお参りさせていただいていたことも当たり前のことじゃなかったのだと、本当に貴い時間をいただいていたのだと改めて感じ入りました。
お堂の中と地下霊場の中は撮影禁止なので、リモートでご覧いただいていた皆様にはお待たせすることになってしまいましたが、是非皆様にも一度足を運んでご参拝していただきたいと感じるほど、素晴らしい体験になりました。
また来年、コロナが終息し皆様と再び巡礼を行えますようにと、コロナの脅威によって世界中の人々が苦しまないことを祈りながら参拝させていただきました。
リモートライブ・サンポの散歩 ラストの一幕
ナムギャルではリモートでの法要やリモートでのおはなし会なども実施しております。ご興味のある方はお問い合わせください。